使い方簡単!ねんきんネットを活用してみよう!

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将来自分がどのくらい年金を受け取れるのか気になりますよね。年金は、老後の生活を安心して過ごすための大きな支えになります。

人生100年時代と言われる今、ますます重要度が高まり、関心を集めています。

では、皆さんは年金についてきちんと理解していますか?

年金には種類がありますが、今自分が支払っている年金はどんなものなのか、いつ・いくら受け取ることができるのか…。

年金額を知ることで、どれくらいの老後資金をためておく必要があるのかが分かり、これからの生活を見直すきっかけになるかもしれません。年金額を知ることは老後の備えの第一歩です。

将来安心して暮らせるために、正しい知識を身に着け、年金について理解を深めましょう。

「年金」基礎の基礎

まず初めに、年金の種類について簡単に説明したいと思います。年金には、日本に住む20歳以上60歳未満の国民すべてに加入義務のある「公的年金」と、任意で加入することのできる「私的年金」があり、年金は大きくこの2つに分かれます。

公的年金はさらに「国民年金」と「厚生年金」の2種類があります。

国民年金はすべての国民が対象になっており、厚生年金は公務員や会社員など、組織に雇用されている人が対象になっていて、国民年金と合わせて加入しています。

自営業をしている方などは国民年金のみの加入なので、厚生年金も支払っている方より比較的受け取る年金は少なくなってしまいます。そのため、任意で私的年金に加入する方もいます。国民年金だけだと老後が不安だ…という方におすすめの方法です。

公的年金の受給開始時期は、基本は65歳で、60歳~70歳まで選ぶことができます。開始時期を遅らせるほど、受け取れる年金額は増加していきます。70歳で開始した場合、65歳と比較して最大で42%も増加します。これを繰下げ受給といい、逆に65歳より早く受取開始することを繰上げ受給と言います。繰り上げ受給すると年金額が減少します。

年金額を知る二つの方法

また、それぞれが加入している年金の種類や期間、または収入などによって、将来受け取ることのできる年金額が変わります。年金額の計算はとても複雑で、なかなか自分ではできません。自分の年金額を知るにはどうすればいいのでしょうか。ここで、65歳から受け取るとした場合の公的年金額を知る方法を二つ紹介したいと思います。

ねんきん定期便

今まで支払ってきた年金額や、将来受け取れる額の見込みを年に一回、はがきで通知してくれます。誕生月の月に日本年金機構から郵送されてきます。

50歳未満の方・50歳以上の方それぞれに、届くはがきの種類が異なります。50歳未満の方は、現時点で支払っている保険料に基づいた、年金額を知ることができます。加入歴のまだ短い、若い人は少ない額になっていますが、今後も払い続けていくにつれ増えていきます。

50歳以上の方には、現時点の状態で60歳まで年金を払い続け、60歳で加入をやめた場合の年金額が書かれています。この年金額は、実際にもらえる金額に近い数字となっています。

ねんきんネット

ねんきん定期便の電子版です。スマートフォンやパソコンでいつでも年金の情報を知ることができます。

詳しくはこちらをご覧ください。

これまで納めてきた年金額やその種類、加入期間、将来受け取ることのできる年金額の見込みを詳しく確認することができます。

加入記録にもれがあると年金額に影響を及ぼしてしまいます。保険料がきちんと支払われているのか、加入期間や内容に誤りはないかをねんきんネットを利用するときには最初に確認してみましょう。下記のような画面で見ることができます。

また将来受け取れる年金額では、色々な条件で試算をすることができます。

例えば、

  • 年金を受給しながら働き続けた場合の年金額
  • 年金の受給を繰り上げ、繰り下げした場合の年金額

などです。

日本年金機構HP・「ねんきんネット利用マニュアル」より抜粋

ねんきんネットのメリット

年に1回郵送されてくるねんきん定期便とは違い、ねんきんネットは24時間いつでも確認することができます。電子ファイルなので、「間違って捨ててしまった…。」といった紛失の心配がないですし、ダウンロード機能があり保存や管理がとても簡単です。

また、ねんきんネットではペーパーレス化を推奨しています。ねんきんネットに登録し、紙の年金定期便の郵送を停止することができます。環境にも優しいですね。

先ほど説明した細かい加入記録や試算機能もとても便利です。

ねんきんネットのはじめかた

ねんきんネットを利用するには、登録が必要です。

まずは基礎年金番号を確認し登録するメールアドレスを決めておきます。基礎年金番号は、年金手帳や年金証書で確認できますので、手元に準備しておきましょう。

登録方法は、アクセスキーを持っている場合と持っていない場合の2つに分かれます。

アクセスキーとは、年金定期便に記載されている17桁の番号で、この番号を使用することでユーザIDを取得することができます。

日本年金機構・「ねんきんネット」に登録するには?より抜粋

もしアクセスキーを持っていない場合は、基礎年金番号、氏名、生年月日などを入力することでユーザIDを取得できます。申し込んでから5営業日ほどで、日本年金機構から「ユーザIDのお知らせ」がはがきで届きます。申請受付番号を紙にメモするなどして、はがきが届くまで大切に保管しておきましょう。

また、マイナンバーカードを持っている方は、ユーザIDを持っていなくても、マイナポータルからねんきんネットにアクセスできます。ぜひ活用してみましょう。

こんな機能もあります

収入が減った、または失業してしまい、保険料を収めるのが経済的に厳しい…といった場合、手続きをすることで納付の免除や猶予をしてくれる制度があります。「保険料免除・納付猶予制度」といいます。

その手続きに必要な書類を、ねんきんネットで作成することができます。申請用紙をダウンロードし、必須入力項目を記入して必要な書類と一緒に年金窓口に直接持っていくか、郵送にて提出します。

基礎年金番号や生年月日などの基本的な情報がすでに登録されているので、自動で入力され手間が省け、記入漏れを防ぐことができます。さらに、入力項目をチェックしてくれる機能によって、書類を提出する際の間違いを防止できます。

まとめ

将来受け取れる年金額を知ることで、老後資金に対してのイメージがしやすくなり、貯蓄計画を見直すことも実行に踏み切りやすくなります。年に1回郵送されてくる「ねんきん定期便」、または24時間いつでもパソコンやスマートフォンからアクセスできる「ねんきんネット」を利用することでまずは年金額を確認することが大事です。

いつでも簡単に確認でき、紛失する心配のないねんきんネットのメリットはたくさんあります。ぜひ登録して、自分の年金への不安をクリアにしましょう。

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この記事を書いた人

マネ賢 マネ賢

マネ賢

マネーの賢泉事務局アカウントです。これからも役立つコラムを公開していきます!