こんにちは。林FP事務所の林です。
今回はメルマガ読者さんから頂いたご質問、「良心的な保険や金融商品について教えて欲しい」について、僕なりにご回答したいと思います。
なお、回答は動画で行っていますので、詳しくは動画をご覧ください。記事では要点だけお伝えしますね。
・良心的な保険や金融商品とは何かを知りたい人
・個別の金融商品ではなくて、選び方を学びたい人
※具体的な金融商品名は挙げていませんので、ご了承ください。
ご質問
保険や金融商品について、本音に近いと思う記事を書いてくださり、とても参考になります。
良心的な、保険や金融商品についても記事にしていただけるとありがたいです。
(メルマガ読者 Kさんより)
Kさん、ありがとうございます。こちらのご質問について、早速動画でご回答していきたいと思います。
良心的な金融商品とは
良心的な金融商品の条件について、僕なりの考えを記しておきますね。
- 利益相反がない・少ない商品のことを指す
- 顧客本位(FD)が徹底されている
- 収入保障、必要最低限の損保、インデックス投信などがあるが、選び方を知らなければ金融リテラシはいつまでも高くならない。
では、もう少し具体的にみていくと…
顧客との関係性
- 顧客と長期的かつ良好な関係を築こうとしているか(例えば商品や担当が頻繁に変わったりしないか)
- (頼んでもいないのに)複雑な商品を勧めようとしていないか
- 顧客本位というなら、必然的にシンプルな商品になるはず
パフォーマンスの取り扱い
これは投資性の金融商品にいえることですが
- 過去と未来のパフォーマンスを明確に区別しているか。過去のパフォーマンスを将来も得られると誤認させるような誘導をしていないか。
- パフォーマンスが悪くなった途端に別の商品を勧められたりしていないか。
などがあります。投資は自己責任ですので、これはご自身(買い手)も気をつけたい部分です。
中身(特に手数料等のコスト)
- 金融商品の中身は「お金」。手数料その他(原材料)が曖昧な商品は手を出さないのが無難。
- 【変額保険】販売手数料、為替手数料、特別勘定運営費、信託報酬、保険関係費用、解約控除…
- 【投資信託】販売手数料、信託報酬、信託財産留保
金融商品の中身を把握するのは基本中の基本ですが、特に手数料などのコストに気をつけましょう。
商品例
- 収入保障保険
- 必要かつ最小限度の損保(火災・家財、自動車、個人賠償責任)
- インデックス(パッシブ型)投資信託
まとめ
良心的な金融商品とは?というご質問について、特にその考え方や選び方についてお話しました。
個別の商品は毎年どんどん新しくなるので、基本を知らずに商品ばかり追いかけても永遠に終わりません。ぜひ、ご自身でしっかりと選べるようになってくださいね。